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グレーゾーン金利廃止
多重債務者を生む温床とされてきた「グレーゾーン金利」がありました。そのグレーゾーン金利が廃止され消費者金融をはじめとした貸金業者への規制を強化させるための貸金業規制法や出資法、関連法の改正案が、参院本会議で全会一致によって可決されて成立されたのですが、このことによって2009年中をめどに、出資法の上限金利(29.2%)が利息制限法(元金によって15~20%)の上限に引き下げられるということになったのです。このようなことから20数%という金利は取れないことになりました。
しかし楽観することはできません。29.2%で100万円借りていると、年間292,000円の利息が付きますが毎月3万円支払っても、24,800円が利息なので元金充当は3万円の返済中たった5200円ということなのです。これは間違いなく高いものだといえるでしょう。しかし、3年後は100万円以上だと15%が最高なので、返しても返しても減らないなんてことはない!というようによろこんでいいのでしょうか? それはどうやらそれによって受ける影響や問題、課題もあるみたいです。そのため残念ながら、楽観することはできないのです。
信用収縮という言葉があります。今後は、お金を借りる際の信用基準が高くなっていくことは必至ということなのです。そのため、借りられなくなったり、現在利用している貸金業者から、約束以上の厳しい返済を強いられることもあるかもしれません。このような状況の変化による問題です。これは「信用収縮」というような大きな課題といえます。各貸金業者は金利引き下げの決定を受けて「貸す」ことにたいしてとても慎重になっています。事実、“貸し渋り”“貸しはがし”というようなことは、もうすでいあるのです。そういった厳しい状況にさらされた人達が追い込まれてしまい間違ってヤミ金などの悪徳業者に走ってしまわないのかという心配もあるということなのです。